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塩飽本島まではフェリーで何分?観光スポット5選も!

塩飽本島アクセス観光

瀬戸大橋のすぐ西に点在する塩飽諸島の中心島、塩飽本島

ノスタルジックな町並みが美しい塩飽本島に行ってみたい!という方は、本島までのアクセスや観光スポットが気になりますよね。

この記事では、以下の3点についてご紹介します。

  • 塩飽本島までのアクセス
  • 塩飽本島のおすすめ観光スポット5選
  • 塩飽本島内での交通手段

塩飽本島への観光をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください♪

目次

塩飽本島までのアクセスはフェリーで!

塩飽本島までの行き方は、下記の2通りがあります。

  • 四国からのアクセス
  • 岡山からのアクセス

それぞれ詳しく見てみましょう!

四国からのアクセス

四国からアクセスする場合は、香川県丸亀市の丸亀港からフェリーで約35分です。

丸亀港~本島

  • フェリーで約35分(1日4便、大人560円(片道))
  • 高速船で約20分(1日4便、大人560円(片道))

丸亀港まではJR丸亀駅から徒歩10分。

車でのアクセスは坂出ICから約10分で、丸亀港の市営駐車場(1日1,000円)を利用できます。

岡山からのアクセス

岡山からアクセスする場合は、岡山県倉敷市の児島観光港から高速船で約30分です。

児島観光港~本島

  • 高速船で約30分(1日4便、大人650円(片道))

児島観光港はJR児島駅から徒歩約5分。

車でアクセスする場合は児島ICから約5分で、児島観光港の無料駐車場を利用できます。

本島の観光スポット5選!歴史のロマンを感じよう♪

潮流が速い本島の周辺では腕利きの船乗りが多く、戦国時代には塩飽水軍として活躍していました。

江戸時代には海運業の発展とともに船大工の技術も高まり、今も島のあちこちでその名残が受け継がれています。

そんな本島は歴史を感じられる文化遺産の宝庫!

ノスタルジックな町並みの中で、特におすすめの観光スポット5選をご紹介します♪

木烏神社

本島の中で最も大きな神社「木烏神社(こがらすじんじゃ)」

本殿は300年余前、江戸時代初期の1674年に建立されました。

海面に面した石の鳥居は市文化財に指定されていて、笠木の両端が丸く盛り上がっていることが特徴です。

本島には木烏神社のように海を見渡せる場所にある神社が多く、航海の安全を見守ってほしいという当時の人々の願いが表れているんだとか♪

また境内には江戸時代末期1862年に建てられた「千歳座(ちとせざ)」という芝居小屋があります。

塩飽大工の技術が高く評価され、全国で特に重要な舞台30件のひとつにも数えられている貴重な文化財です。

残念ながら現在一般公開はされておらず、舞台が開くのは年2回(盆踊り、塩飽本島合同文化祭)のみなのでご注意を。

笠島まち並み保存地区

笠島城の城下町として栄えた笠島集落は、江戸末期から昭和初期にかけての伝統的な建物が残っていることから、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

港からの敵に対応できるよう曲げられた道路は城下町ならではのもの。

そんな笠島集落には本⽡葺きに漆喰塗りの⽩壁、なまこ壁に千本格⼦の窓をあしらった建物が並び、落ち着いた美しさを演出しています。

集落を南北に走る東小路や、海岸に沿って弓なりに通るマッチョ通りには、江戸時代の建物が13棟、明治時代のものは20等が現存していて、それらの家屋にはどれも心憎いばかりの塩飽大工による工夫が施されています。

これらの建物の中で国の選定を受け、なおかつ屋敷や部屋の見学が許されているのは「真木邸(さなぎてい)」「小栗邸(おぐりてい)」「藤井邸(ふじいてい)」の3件。

真木邸では笠島の情報や塩飽大工の建築に関する説明を聞けるほか、江戸後期から残る小民具や行灯なども展示されているため、当時の暮らしを感じることもできます。

町並み全体の雰囲気を楽しむも素敵ですが、細部に注目してゆっくり歩いてみるとさらなる発見があるかもしれません♪

長徳寺のモッコク

「長徳寺(ちょうとくじ)」は平安時代の長徳年間(995年~998年)に建てられたとされているお寺です。

境内には樹齢450年余のモッコクの樹があり、香川県の保存木にも指定されているんだとか。

樹高約9mに対し枝張りはそれよりも広い約14m~15mで、太い枝が八方に広がるこのモッコクは、モッコクの中でも珍しい樹形をしていることも特徴です。

包み込んでくれるようなモッコクの樹からは、優しいパワーをもらえそうですよね♡

遠見山展望台

瀬戸大橋を一望できる本島一番のビュースポットが「遠見山展望台(とおみやまてんぼうだい)」

展望台から望む瀬戸内海の多島美と瀬戸大橋の全景は、まさに絶景のひとこと。

島の中心に位置する遠見山は標高110mの山で、”しま山100選”にも選出されています。

展望台のある山頂までは散策遊歩道が整備されていて、笠島地区の尾上神社横と長徳寺付近にある登山口から歩いて約15分。

ハイキング感覚で登ることができるので、登山初心者でも気軽に挑戦できると評判です♪

散策遊歩道には”天狗の足跡”と呼ばれる模様のついた大岩などもあり、見どころもたくさん。

本島に来たらぜひ一度は訪れたい絶景スポットです!

塩飽勤番所跡

「塩飽勤番所跡(しわくきんばんしょあと)」は江戸時代、塩飽領を統治する年寄たちが政権を執る役所として1798年に建てられました。

「勤番所」と呼ばれる建物は全国でもここだけで、国の史跡にも指定されている貴重な文化財です。

四方を土塀と長屋門に囲まれた敷地には本館や朱印蔵があり、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康らが領地を認めた証として与えた朱印状や、塩飽水軍に関する史料などが展示されています。

廻船業が盛んだった江戸時代中期に使われていた海路図は市の指定文化財になっていて、津軽半島から江⼾に⾄る間の港湾や⽬安とする⼭々などが描かれ、要所からの距離や通過できる場所までもが記載されているんだとか。

貴重な史料に触れて、当時の塩飽水軍の活躍に思いを馳せてみてはいかがでしょう♪

本島での交通は自転車が便利!

島内の交通手段には、貸自転車(レンタサイクル)コミュニティバスがあります。

それぞれ詳細を見てみましょう。

貸自転車(レンタサイクル)

島内の交通手段としておすすめなのが貸自転車(レンタサイクル)

島一周は約12kmで見学しながら走っても、およそ3時間程度で回ることができます。

少し坂道もあって良い運動にもなるので、本島の豊かな自然を感じながら走るのがおすすめです♡

本島レンタサイクル

  • 住所   香川県丸亀市本島町 本島汽船待合所
  • 利用時間 7:00~17:50
  • 休日   無休
  • 使用料  普通自転車…500円/日、電動アシスト自転車…1,500円/日

コミュニティバス

島内にはコミュニティバスも走っています。

運行は1日5便で、本島港から塩飽勤番所や長徳寺のある方面へ向かう左回りルート(2便)と、木烏神社などがある方面へ向かう右回りルート(3便)があります。

本島港からはフェリーの到着時間に合わせて発着するようになっているので、待ち時間も少なく利用できますよ♪

本島コミュニティバス

  • 運賃 普通券…大人(12歳以上)200円、一日券…大人(12歳以上)500円

塩飽本島までのアクセス&観光スポットまとめ

塩飽本島までのアクセスとおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

瀬戸内海に囲まれた豊かな自然と、かつての賑わいを感じさせる歴史的な建造物を楽しめる塩飽本島。

ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか♪

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